我が家の封印が解かれ、釣り名人さん、じゅんぺい父、じゅんぺいの3人は家の中に入った。掘りコタツの周りに座り、引渡し完了の印鑑を押し引渡しの工程は全て完了した。
帰宅途中に寄った花屋で購入したポインセチア(もうすぐクリスマス)を我が家の記念に釣り名人さんにプレゼント。お茶を飲みながら今までのことを語りたいところであるが12月下旬の大安の日ともなれば引き渡しを予定している家も数多い。釣り名人さんは次の引き渡し現場へ向かった。
残されたじゅんぺい親子。
ここが我が家かぁ〜としみじみ思った。あらためて家の中を一周。やっぱり新しい我が家ができたことはとてもうれしかった。
とりあえずお茶でも飲もうかと思っていた矢先、我が家に初のお客様が来た。
裏のおばちゃんだった。父が引き渡し完了を伝えたため、どれどれと見にきたのだった。おばちゃんは「おめでとう」と言いながら中に入り、我が家を一周した。「素敵な家ができてよかったね」と何もないリビングで話をしていたときだった。次の来客が来た。二人目のお客様は幼少時代からの友達。たまたま我が家の前をとおったところ家の中にじゅんぺいがいたため訪ねてきた。じゅんぺいが小さな頃は毎日、彼女の家に通っていた。実は彼女も数年先、建替えを計画中。和室の堀コタツをみて「堀こたつ、いいよね〜。私も付けたいと思っているの〜」と言った。幼友達との会話はつきない。終わりがない、とりとめのない話に夢中になっていると彼女の携帯がブルブル。「またね〜」と言い、彼女は帰った。
彼女を外まで見送り、家に戻ろうとしたとき今度は我が家の撮影現場を提供してくれていたT家のおばちゃんと出合った。「お邪魔してもいいかしら?」と聞かれひとつ返事で「どうぞ」と言った。1つ1つの部屋をみながら説明。さっきから同じ話を何度も繰り返している。まるで住宅展示場の人になったようだった。
多くのハウスメーカーでは完成間近の家を利用して現場見学会を行うがセキスイハイムも同じ。セキスイハイムで建築中のご近所さんも先日、現場見学会を実施した。しかし、我が家は現場見学会を行なわず引渡しとなった。実施しなかった理由は定かではないが、据付工事が3週間遅れたため実施する日程がとれなかったと釣り名人さんは話していた。
現場見学会反対派のじゅんぺいにとっては問題ないが現場見学会大賛成の父には実施できなかったことをとても悔やんでいた。父としてはせっかく完成した我が家を多くの人に見てもらいたかったようである。
しかし、今日、この短時間で多くの来客があった。これで少しは父の気持ちもおさまったであろう。
我が家のなんちゃって見学会は終了し、電気を消し、鍵をかけアパートに戻った。
さぁ、これから引越しの準備のはじまり。