階段3段目で石になり2人の大工さんの様子をみていた。
黙々と仕事をしていたが少し休憩。(石の私を気遣ってのことかは不明である。)
階段3段目に座っている私に話かけてくれた。
3人で座談会がはじまった。我が家の家つくりの経緯や大工さんの今までの話など雑談は盛り上がった。今まで2人の大工さんとこんな会話をしたことがなかったのでとてもうれしかった。時間はあっという間に過ぎ、座談会終了。私はまた石に戻り2人の大工さんはまた作業に取り掛かった。
夕方、新米指揮官さんがやってきた。
階段3段目はちょうど玄関の正面。新米指揮官さんは開けた瞬間に私の顔をみることになった。ちょっと驚いた顔で挨拶した。
今日は私が指揮官さん。1日、我が家で指揮官代行をしていましたと心の中でつぶやいた。新米指揮官さんがおちゃめな大工さんと話をしているときだった。壁に書いてある鉛筆の文字が私の目に入ってきた。その瞬間、私の頭の中である名案が浮かんだ。
昔、ある大工さんから始めて家を建てたとき記念にと屋根裏の柱にわからないように名前を書いたと聞いたことを思い出した。
私も指揮官代行の記念に何かを書き留めようと思った。
書く場所は?
もちろんこの壁に!!
おちゃめな大工さんとの話が終了した新米指揮官さんに「クロスをはるとき壁に鉛筆で字が書いても問題ないの?」と尋ねた。
「問題ないですよ。」と返事が返ってきた。「それならここに何か書いてもいいですか?」と壁に指差した。新米指揮官さんは「いいですよ。それって子供の落書きのようなものですね。」と笑いながら答えた。
ワクワクしながら鉛筆を取り出し階段3段目の横壁に今日の1日のことを書き始めた。
そしてもう一箇所、ロック監督さんをはじめ、多くの人に迷惑をかけてしまったMyRoomの壁にもそのときの出来事を書いた。
この秘密の落書きはこの壁とじゅんぺいの建築中の大きな思い出として心にも刻まれた。
