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11月2日(木)
おちゃめな大工さんの仕事はとても早い。MyRoomの改造は既に昨日、終了したと父から言われた。壁を移動し、クローゼットをはずし・・・と作業はなかなか大変だったようである。 出勤前、改造したMyRoomを見に家に立ち寄った。 「おはようございます」と言いながら中に入った。おちゃめな大工さんから「おはようございます」と返事がかえってきた。しかし姿はない。透明人間にでもなってしまったのかと思っているとおちゃめな大工さんは屋根裏にいた。今日は屋根裏部屋の作業を行うらしい。ちなみにこの屋根裏部屋は私のこだわりだった。 釣り名人さんと初めて会い「どんな家にしたいですか?」と言われたときから屋根裏部屋がある家がいいと言っていた。使用用途はただの荷物置場である。こだわる必要などない部屋であるが私にとっては小さいな頃の思い出部屋として大活躍する大切な空間である。引越しの際、子供の頃に使用した教科書など色々なものを捨ててきたもののまだまだ思い出の品は沢山ある。幼稚園の頃に書いた絵、小学校の頃に使った算数セット。全てこの屋根裏部屋にしまう予定でいる。過去にタイムスリップしたくなったらこの屋根裏部屋に・・・。 出勤前の慌しい時間に立ち寄った目的は完成したMyRoomをみること。廊下のつきあたりにあるMyRoomに向かった。一歩、足を踏み入れた瞬間「わ〜、広い」と思った。部屋は私が理想とした広さになっていた。そして狭くなった闇の部屋をみたがこの広さなら問題なし。MyRoom改造計画は大成功!!と喜んだときだった隣にあるクローゼットの奥行きをみて「えっ!!」と思わず声が出た。奥行きがとても狭くなっていた。 あれ?10センチ移動するとこんなに狭くなるの?と思った。 部屋を見回すとおちゃめな大工さんの定規がある。ちょっと拝借し、もとの場所から移動した距離を図った。移動距離は20センチ。 確かここは10センチ。私の勘違い? と頭の中は駆け足で29日ことを思い出した。ある場面が鮮明に浮かんだ。 ロック監督さんがクローゼットの中で10センチの移動距離を示した場面。 これは違うと思った。 でも・・・。部屋のまわりをみるとおちゃめな大工さんが苦労して移動した様子がとてもよくわかる。 またここで言ったら・・・と思うとこのままでいいよという思う気持ちといやいや、やっぱりクローゼットの奥行きは・・・と思う気持ちがいる。2つの相反した気持ちがいったりきたり。答えはでない。 おちゃめな大工さんは屋根裏で急がしそうに作業をしている。 おちゃめな大工さんに「お願いします」という言葉を残し、とりあえず仕事に行くことにした。 |
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