8月8日。
台風の影響で昨晩から雨が降っている。
雨ではあるが久しぶりに涼しい1日だった。
昨日、父親がベランダに置いてあった火鉢やダンボールをビニールに包んだ。まるで今日の雨を予想していたかのような絶妙なタイミングだった。
もしビニールに包まれていなたかったら・・・
火鉢には水が溜まり中の灰がベランダにあふれていたことだろう。
火鉢??
いまどき火鉢などを持っている家は数少ないと思う。
新しい家に火鉢が必要かといえば、答えは「・・・」。
引越しの日、どうして火鉢をトラックに積むのかとても疑問だった。更に火鉢の中をみると灰まで入っている。
なぜ?なぜ?と頭の中は「?」が渦巻いた。
しかし、火鉢には父親の思いがあるようなので今回は抵抗することなく受け入れることにした。
この数ヶ月、父親と私の間では喧嘩が耐えない状態である。
もしこの火鉢を持っていくのを受け入れなかったとしたならば、たぶん結果は・・・
私曰く、「なんで火鉢なんて持っていくの?」
父親曰く、「もったいないだろう。新しい家で金魚を飼うときに使えばいいじゃん。」
私曰く、「ならば灰はいらないじゃん。」
そして、二人の間にはバチバチと火花が散り始め、お互い爆弾を投げ始める。
こんな二人に姉家族はとても心配していた。
(まぁ、二人とも頑固であるから仕方がない)
今回は大きな戦闘にならずに済んだが、我が家にはとにかく地雷が沢山、埋められている。
火鉢、蚊帳、はんごう、カメ・・・言い出したらきりがない。
多くの地雷を除去したもののまだまだ地雷は埋まっている。
平和のために地雷を除去することも必要であるが全て取り除くことは難しい。そのまま静かに残しておくことにした。
きっといつか地雷から平和のシンボルに変わることを期待して・・・
