第7回 下準備
1月23日。
大特の免許取得に向けての準備がはじまった。
教習は万次郎に担当してもらうと決めていた。
朝一番で万次郎のもとに向かった。万次郎は朝の洗車が終了し煙草を吸っていた。指導員は毎朝、車を洗車するところからスタートする。
「おはよう」と言いながら「あの・・・」と大特の入校を考えていると告げた。
万次郎は「え〜!!おまえは何を考えているのだ。」と言った。万次郎には数年前、大特のバケットに憧れたとき免許を取りたいとちょっと話したことがあったので少しは免疫ができていると思っていたがそうではなかった。私の発言に「俺にはわからん」という表情をしながら驚いていた。
驚く万次郎に申込み期限が切れそうで、それを回避するために二輪以外で免許をとるとしたら自分の技量では大特がベストであることを伝えた。万次郎は「免許をとってどうする?」ということを除き、技量的な部分を考えた大特を選択した私にまぁまぁ納得していた。
そして「オーバーするなよ。大特で規定時限をオーバーする人、検定に不合格になる人はいないからな。」と言い残して立ち去った。
えっ!!そうなの…。万次郎の言葉が私にプレッシャーという重荷を与えた。
そして私は万次郎の言葉の真相を突きとめようと過去数年の状況を調べ始めた。
 
結果は…
1年に1人くらい規定教程数をオーバーする人がいる。
1年に1人くらい検定に不合格になる人がいる。
 
万次郎の言ったとおりではなかったがオーバーする人などほとんどいないことが判明した。この結果に普通の人だったらプレッシャーが増大するかもしれないが私の場合、自分がとんでもなく運転音痴であることを十分、自覚しているためこの結果にとても安堵した。
(1人でもオーバーする人がいれば満足である。)
  
下調べがほぼ終了しあとは申込書を書くばかりと思っていたが重要なことを忘れていたことに気がついた。それは運転するにとても重要なことであった。
 
私の体系は横には広いが縦には短いが特徴である。
ということは…
「大」という文字がつく車を運転するにあたり足が届くか調べる必要があった。そういえば二輪が先送りになった一番の要因は足が届かなかったことであった。大特の場合はどうであろう?もしやここで断念?ちょっと不安が頭をよぎった。
考えるより行動あるのみ。休み時間に座ってみることにした。
 
大型だけあって運転席に乗るのも一苦労。事務所を出るときに「落ちるなよ!!」と言われたがその意味がとてもよくわかった。
運転席は思いのほか高い位置にあり子供の頃に猿のように木に登ったときのことを思い出した。よじ登り、やっと運転席に座ることができた。そして、アクセルペダルとブレーキペダルに足を乗せてみる。
余裕で足は届いた。
もうこれで下準備は終了。
正式な申込書を記載し、次の日、コン課長に提出した。
 
入校日は2月5日に決まった。
 
 
つづく・・・
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テーマ:自動車教習所 - ジャンル:車・バイク

【2006/02/21 23:56 】 | 第二弾!!体験記 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑

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