第32回 おばちゃん走り
初ごけ体験後、万次郎とともに二輪棟に移動した。
2段階に入ったとき2つのコースを覚えるように言われた。両コースとも二輪棟コースからスタートし本コースへ。まず急制動を行いその後、外周を走り右折、信号のある交差点を通過しクランク、踏切、S字……再度、二輪棟コースに戻り一本橋を走行し終了する。2つの各コースは今まで習ってきたことを全て体験できるように組み立てられていた。総仕上げの確認用コース。
 
万次郎の後ろに乗り1コースを走った。速度や合図をだすタイミングなど一つ一つ説明を受けコース説明の試乗走行は終了した。
 
「今のコース、覚えたな。今から後ろについて走ってこい。ええな?」と万次郎が言った。
「ええよ」うなずき、バイクに乗った。
 
万次郎の後につき1コースを走り始めた。万次郎が行うように合図を出しギアを変えた。一通りの走行を終了し二輪棟コースに戻ってきた。
 
「今度は先頭を走れ。一回ミスしたら1000円罰金。ええな?」と万次郎が言った。
「ええよ。罰金は子供銀行で。1万でも10万でも罰金払います。」と答えた。
 
スタートした。
二輪棟コースを走り本コースへ。
合図は?問題なし。
続いて急制動。停止位置で無事に止まった。問題なくクリア。後方確認して外周走行。課題速度の30Kmを出した後、続けて進路変更し第二通行帯へ移動。やばい、課題速度を出すことに専念していたら進路変更の合図を出すこと忘れていた。慌てて合図をだし右後方を確認して第二通行帯へ。第二通行帯に入ったと思ったらすぐを右折。前から直進の車が来る気配。このままだと右折の際、交差点で直進車を待たなければならない。交差点で待つことのないようスピードをあげて交差点のはるかかなたから右折した。
その後、クランク、踏切…などを通過し本コースは終了。二輪棟コースに戻り一本橋のスタートラインについた。深呼吸を3回。よし、いくぞ!!気合を入れなおしスタートした。
落輪することなく一本橋を終了した。
我ながら完璧な走りだと思った。
万次郎の顔をみた。なぜだか渋い顔。
教習終了時刻となり二輪棟から二輪実習室に戻った。
 
二輪実習室に戻り万次郎から総評を受けた。
「変更合図をしてから進路を変えていくように。じゅんぺいの場合は進路変更してから合図を出すような走りで合図の意味がない。」と言われた。
「合図して進路変更する距離がなかったんだよ」と答えた。
万次郎は私の答えをさらりと聞き流し
「右折するときは交差点の中心から曲がるように。」と更に別の指摘をした。
「ばれた!!だって直進車が前にきそうだったから…交差点で止まりたくなかったんだよ」と答えた。
 
「おばちゃん走りをするな!!検定では減点だぞ!!」と言われた。
 
確かにおばちゃん走りかも…。万次郎の言葉に納得した。
 
とりあえずメリハリをつけて走り、車がきたら止まる。
おばちゃん走りからゆとりの走りに変更しようと思った。
 
 
つづく・・・

テーマ:自動車教習所 - ジャンル:車・バイク

【2005/12/08 23:16 】 | 二輪体験記 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑

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