第19回 お昼休みの教習
7月27日。今日の教習は4時間目。4時間目は12時10分から教習開始。
12時といえばお昼。指導員もお昼休み。しかし教習をしてはいけないわけではない。12時10分から13時までは4時間目として申請してあるためこの時間に教習を行っても問題はない。今日はお昼休みの時間を使い教習をすることになった。(忙しい時期などたまに4時間目に教習していることもある。)
なぜわざわざお昼の時間に教習をするのか???
私の体内時計が狂っているわけではない。どちらかと言えばお昼にちゃんと食事をとりたい。でもお昼休みに教習を行うことには食事をとる以上に意味があるらしい。
 
お昼休みは教習している車がほとんどない。
ちなみに今日の4時限目の教習は私だけ。
ということは…コースは私のものになる。つまり好きに走ることができる。
 
前回、カーブで正面衝突しそうになって以来、スピードが出せなくなった。
今の私はバイクを走行させることはできるがバイクの特性を生かして走ることはできない。このままでは特性を知らずに卒業してしまう。このことに危機感を感じた銀河が自由に走れる4時間目の教習をセッティングしたのだ。ちなみに私はバイクの特性がわかっていなくてもとても楽しいと思っている。別に不満を感じていなかった。
 
12時まで仕事をして10分で仕度。いつもより慌しい。なんとか時間までに二輪実習室に着いた。
この時間は2人だから挨拶はなし?と思ったが、立派な教習なのだから…。いつものように挨拶から始まった。
 
コースには車はいない。
 
バイクに乗る前に銀河から言われたこと。
「今日は自由にのびのびとコースを走ることができる。隣の車線に入っても大丈夫だからスピードを出して走行しろ。グリップを利かせて車体を倒せ。」
グリップのことはこの頃、何度も言われている言葉。
 
外周からスタートし車線変更。まわりに障害物(教習車)がいないと気持ちよく走ることができる。だ
んだんスピードアップした。そのまま、カーブへ。見事にバイクは隣の車線にはみ出した。銀河はちゃんと車線を走っている。大回りした分、間隔が開いた。また、カーブが近づいた。ちょっと足に力を入れてみる。ちょっとだけ車体が傾いた気がした。
 
外周から大型自動車で使うクランクへ移動した。
 
右に曲がる、車体が右に傾いた気がした。
左に曲がる、車体が左に傾いた??
 
もしかして銀河が言ったのはこのこと?奴(バイク)が走っているのではなく奴とともに走っている気分になれた。走ることが更に面白くなった。「ブリップ」なんとなく意味がわかってきた気がする。銀河に言わせるとまだまだらしいのだが…
もっともっと走りたいと思った。もっともっと倒れる感覚を味わいたいと思ったが今日はもう一つの課題、一本橋をクリアしなければならない。
後ろ髪ひかれる気分で二輪棟コースに異動した。
 
一本橋スタート地点にやってきた。まずは大きな深呼吸を3回。スタートラインで気持ちを落ち着けた。スタートが肝心。全ては一本橋に乗るさいのバランスで決まる。
発進した。落ち着いた気持ちで一本橋にのることができた。車体は真直ぐ進んだ。このままゴールできるか?あせらずグリップを使って…。ゴール!!無事に一本橋を渡ることができた。
凄い!!心の中で叫んだ。再度、挑戦、落ちることなく無事にクリア。その後も何度もやってみた。だんだん、蜘蛛の糸からピアノ線、一本の線そして板に見えてきた。
もう一本橋も怖くない。
 
50分の教習はあっという間に終了した。
もっと走りたかった。
 
奴(バイク)のことが更に好きになった。次回の教習が楽しみ!!
 
 
つづく…

テーマ:自動車教習所 - ジャンル:車・バイク

【2005/11/21 18:26 】 | 二輪体験記 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑

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