第13回 下り坂の練習
午後の教習で4時限目。4時限目はAT小型二輪でもなくシミュレータでもなく小型二輪を使った通常の教習。いわば1時限目のKO負けからの続きとなる。
発進くらいはできるようになりたい、できるようになるだろうか…不安な気持ちで一杯だった。
 
予鈴が鳴り教習の準備をした。
銀河の元にいき前回同様、ゼッケンをつけた。
「今日は二輪棟の下り坂を使ってエンジンかけずに練習するぞ!!」と言われた。
1時限目にKO負けした私の技量をみかね、私専用の教え方を考案したらしい。
早速バイクの後ろにのり二輪棟に向かった。
二輪棟は2階にあり、二輪棟に向かうための細い坂道がある。どうもそこを使って練習するらしい。
まずは銀河が見本を見せた。
坂の頂上からエンジンをかけずにそのまま下り、ブレーキをかけ停止する。ギアの操作はなし。
 
バランス&ブレーキ練習。
 
バイクにまたがった。銀河はバイクの後ろのバンパーに手をかけいつでも止まれるよう準備をしていた。さぁ、スタートだ。地球の重力によりバイクが坂を下りはじめた。
あっ、バイクが倒れずに動いている。少しふらつきはしているもののバランスを取ることができた。幼稚園の頃、初めてワッパなし自転車に乗れた時のことを思い出した。なんだかもの凄くうれしかった。
後ろから銀河が「ブレーキ」と言った。
右手、右足を使ってバイクを止めた。バイクは横に倒れそうになった。後ろにいた銀河が支えた。
バイクのエンジンをかけ銀河がバイクを上まで運んだ。私は走って坂を登った。
 
もう一度。
バイクは倒れず重力に従って坂道を下っていく。
坂道の中腹まできたとき「ブレーキ」と銀河が言った。
右手、右足を使ってバイクを止めた。バイクは倒れず止まった。銀河は歩きながら下ってきた。
バイクのエンジンをかけ銀河がバイクを上まで運んだ。私は走って坂を登った。
 
更にもう一度
バイクは倒れず重力に従って快調に坂道を下っていく。さっきよりスピードが出ている。
坂道を下りきったとき後ろで銀河が「ブレーキ」と叫んだ。
右手、右足を使ってバイクを止めた。バイクはやっぱり倒れなかった。銀河はゆっくり歩きながら下ってきた。
バイクのエンジンをかけ銀河が言った。
「後ろに乗れ!!」
「えっ、なんで??」と問いかけた。
「走るの大変だろう?」と言った。
バランスとれたうれしさで、走る大変さ忘れてた。
 
下り坂を使った練習は終了した。次はエンジンをかけて発進の練習。
え〜、今日は坂道練習でいいのにと思った。ちょっと楽しかった下り坂練習。
 
いよいよこれからエンジンをかける、大丈夫だろうか…。もしかしたら大丈夫かも…。不安と期待でいっぱいになった。
 
教習開始から15分ほど経過していた。
 
 
来週につづく…

テーマ:自動車教習所 - ジャンル:車・バイク

【2005/11/11 17:40 】 | 二輪体験記 | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑

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