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午後の教習で4時限目。4時限目はAT小型二輪でもなくシミュレータでもなく小型二輪を使った通常の教習。いわば1時限目のKO負けからの続きとなる。
発進くらいはできるようになりたい、できるようになるだろうか…不安な気持ちで一杯だった。 予鈴が鳴り教習の準備をした。 銀河の元にいき前回同様、ゼッケンをつけた。 「今日は二輪棟の下り坂を使ってエンジンかけずに練習するぞ!!」と言われた。 1時限目にKO負けした私の技量をみかね、私専用の教え方を考案したらしい。 早速バイクの後ろにのり二輪棟に向かった。 二輪棟は2階にあり、二輪棟に向かうための細い坂道がある。どうもそこを使って練習するらしい。 まずは銀河が見本を見せた。 坂の頂上からエンジンをかけずにそのまま下り、ブレーキをかけ停止する。ギアの操作はなし。 バランス&ブレーキ練習。 バイクにまたがった。銀河はバイクの後ろのバンパーに手をかけいつでも止まれるよう準備をしていた。さぁ、スタートだ。地球の重力によりバイクが坂を下りはじめた。 あっ、バイクが倒れずに動いている。少しふらつきはしているもののバランスを取ることができた。幼稚園の頃、初めてワッパなし自転車に乗れた時のことを思い出した。なんだかもの凄くうれしかった。 後ろから銀河が「ブレーキ」と言った。 右手、右足を使ってバイクを止めた。バイクは横に倒れそうになった。後ろにいた銀河が支えた。 バイクのエンジンをかけ銀河がバイクを上まで運んだ。私は走って坂を登った。 もう一度。 バイクは倒れず重力に従って坂道を下っていく。 坂道の中腹まできたとき「ブレーキ」と銀河が言った。 右手、右足を使ってバイクを止めた。バイクは倒れず止まった。銀河は歩きながら下ってきた。 バイクのエンジンをかけ銀河がバイクを上まで運んだ。私は走って坂を登った。 更にもう一度 バイクは倒れず重力に従って快調に坂道を下っていく。さっきよりスピードが出ている。 坂道を下りきったとき後ろで銀河が「ブレーキ」と叫んだ。 右手、右足を使ってバイクを止めた。バイクはやっぱり倒れなかった。銀河はゆっくり歩きながら下ってきた。 バイクのエンジンをかけ銀河が言った。 「後ろに乗れ!!」 「えっ、なんで??」と問いかけた。 「走るの大変だろう?」と言った。 バランスとれたうれしさで、走る大変さ忘れてた。 下り坂を使った練習は終了した。次はエンジンをかけて発進の練習。 え〜、今日は坂道練習でいいのにと思った。ちょっと楽しかった下り坂練習。 いよいよこれからエンジンをかける、大丈夫だろうか…。もしかしたら大丈夫かも…。不安と期待でいっぱいになった。 教習開始から15分ほど経過していた。 来週につづく… |
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