第12回 孤独な練習
3時限の教習が終了した。1時限目はKO負け、2時限目はそれなりに、3時限目は…。考えてみるとKO負けしてからマニュアル二輪の乗車をしていない。4時限目を前にまだまともに乗車できていないことに気がついた。ちなみに1段階の規程時限数は5時限。予定通り、オーバーすることは間違いない。
 
午前中はシミュレータの教習を行った。ギア操作もおぼつかない中、必死に画面を見ながら運転した。今日は午後から教習を予定している。
このまま午後の教習をうけて大丈夫だろうか?いやいやまずいだろう。1時限目の教習を思い出し午後の教習が不安になった。

不安に思っていても仕方がない。とりあえず万次郎に言われたギアの練習をしようと思った。どうすれば練習できるか考えた。当たり前だが免許がないから二輪で練習するわけにもいかない。ギア付のスーパーカブがあるわけでもない。どうしよう…。
そう思っていたら「シミュレータで練習したら?」と言われた。もちろん電源を入れ画面の通り走るわけではない。画面は真っ暗の中、バイクにまたがりクラッチを握り、ギアを替え、アクセルを握る、全て想像しながら操作した。シミュレータ室に一人こもり「今から発進、セカンド、サード… ロー、ニュートラル、停止」と言いながら練習した。飽きることなくイメージトレーニングは1時間ほど続いた。
お昼になり銀河が様子をみにきた。
「がんばっているな!!お昼だぞ!!」
午後から教習が待っている。戦うまえに腹ごしらえをしなければ…。お昼を食べに1階に行った。階段をおりながらふと気がついた。
あっ!!ギアを操るには…

速度がアップしていくときにはギアは上に蹴る。速度が減速(ダウン)するときはギアを下に蹴ることに気がついた。つまり、速度アップはギアもアップ(上に蹴る)、速度ダウンはギアもダウン(下に蹴る)。この当たり前の発見によりギア操作の整理をすることができたのだ。
 
ちなみにこの整理がついていないときには…。
ローからセカンドにギアを変更するには上に蹴る。
セカンドからローにギアを変更するには二つ下に蹴る。
とギアを基準に教本通り覚えようとしていた。このため今のギアが何かわからないと操作ができないと思っていた。でも二輪ではニュートラル以外、何のギアに入っているのかわからない。走りながらギアを覚えていられるだろうか?とても不安だった。
 
速度アップはギアもアップ(上に蹴る)、速度ダウンはギアもダウン(下に蹴る)
ギアを操る合言葉ができた。合言葉に気づき私の不安は解消した。
 
これで午後からの教習もばっちりだ!!
お昼は美味しく食べることができた。
 
  
つづく…

テーマ:自動車教習所 - ジャンル:車・バイク

【2005/11/10 18:22 】 | 二輪体験記 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑

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