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11時限目の予鈴が鳴った。
挨拶から始まった。 ゼッケンは前の時間と同じピンク。 2時限目の教習はAT教習。 AT教習?なんのこと?ということで少しだけ説明する。 AT二輪の免許がスタートし、マニュアル二輪の教習カリキュラムも改正された。改正後、マニュアル二輪の教習項目にAT二輪(スクーター)で行う教習が追加された。普通車のマニュアル教習の中にオートマチック車で教習を行う時間があるのと同様、二輪でもAT二輪(スクーター)を使って教習する時間が組み込まれた。ちなみにこのAT教習の追加が私の手術を更に困難にさせたことも事実である。 11時限目の教習がスタートした。 銀河が「原付は乗ったことがあるよな」とちょっと不安顔で聞いてきた。 家で原付の練習をしていた。でもさっきのことを思い出すと少し不安。「あるけど…」 とりあえず発進と停止を行った。 これならなんとか大丈夫だろう…外周を走ることにした。 無事に外周を走り終わりそのまま二輪棟コースに向かった。 二輪棟コースで波状路の体験をおこなった。波状路の体験とは横になったはしごを一つ一つ乗り越えて通過していくこと。(10mほどの長さの道路に不等間隔に接地された8個の段差を順次通過すること) お手本をみた。(これなら楽勝!!)その後、バイクの後ろに乗り波状路を通過した。ゴットンゴットン、体が上下に揺れる。手を離したら投げ出されそうな衝撃がある。 次は自分の番。 通過しようとしたらいきなり止まった。置石を乗り越えることができずに止まってしまった感じだ。少し勢いをつけ再度、挑戦。ゴットン、ゴットンと衝撃が体に伝わってきたと思った瞬間、お尻が椅子から離れ、軽く体が飛びあがりバイクから投げ飛ばされそうになった。銀河がバイクを支えバイクは倒れることなく私も無事に椅子に座ることができた。あ〜びっくりした。ちょっとした段差なのにこんなに衝撃がくるなんて…。波状路は体験項目。怪我をする前に終了した。 二輪棟コースから離れ普通車も走っている本コースへ。信号機、交差点、踏み切りもあるうえに沢山の普通車も走っている。まずは外周、問題なくクリア。(先程も走った) 左折した。銀河が前で左折合図を止めろと手で合図した。あっ、左折合図を止めるの忘れていた。 左折、右折するときの動作は山ほどある。合図を止めなくても左折等はできる、バイクも倒れない。だから止めるのを忘れてしまう。車のようになれば楽なのに…と思った。 交差点、踏切、坂道を通過し普通車で使用するちょっと広めのクランクを通過した。とりあえずクリア。やっと走っている気分に浸ることができた。 でも、あまりに容易に走れてちょっと飽きてしまった。そんな風に思った頃、教習が終了した。 この1時間は原付の講習のようだった。 前途波乱ではあるが小型二輪にしてよかったと思った。 つづく… |
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